ひきこもりの人、分からなくなってきた

私はひきこもりの当事者ですが、最近ことに、ひきこもりの人一般のことはよく分からないと考えるようになってきました。

自分のことであれば、ある程度は分かります。ですが、ひきこもりである自分がこれこれこうだからといって、他のひきこもりの人もそうだとは限りません。自分自身への理解を、全国のひきこもりの人一般への理解に単純に広げてしまうのは問題です。実際、「同じひきこもりなのに、この人は私と全然違う」と感じること、しばしばです。

また、同じひきこもり支援施設で実際に出会ってきた人たちのことであれば、少しは分かります。ですが、この施設の人たちがこれこれこうだからといって、全国のひきこもりの人もそうだと一般化することは必ずしもできません。私が実際に出会ってきたひきこもりの人はせいぜい数十名程度ですし、全ての人が私の地元の支援施設に通所しているなど、ひきこもりを代表する人たちとは言いがたいです。

ですから、実際に数多くのひきこもりの人に出会ってきた臨床医などの専門家や支援施設職員の話を読むなり聞くなりして、ひきこもりの人を理解しようと思うようになってきました。ですが、こうした人たちが出会ったひきこもりの人でさえ偏りがあるかもしれず、どこまで信用すればよいか分からないと私には思えてきます。

結局、数多くのサンプルを偏りのないように集めた内閣府の「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)」などを、ひきこもり理解の助けにしようと考えてしまいます。この種の実態調査はいくつもありますが、中にはサンプルに偏りがあるものがあり、注意が必要です。

ひきこもりの人のことをよく知らないのに、知っていると思い込むようなことは避けたいと思っています。それにしても、私はちょっと考えすぎなのかもしれませんが。

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