環境の変化で、恩恵

ひきこもり、ニートの人にも様々な人がいますが、特に社会的自立を望んでいる人にとっては、自立のための環境は、行政上の支援に限って言うと、概ね良い方向に変わってきているのではと感じます。

■ 進む支援体制の整備

私がひきこもった当初のことを思い返せば、特にそう思います。当時は、精神保健福祉センターにしても保健所にしても、ひきこもりの相談体制は整っていませんでした。当然、ひきこもり支援に関するノウハウの蓄積もほとんどなかったことでしょう。昨年度から整備されてきたひきこもり地域支援センターも、あの頃には当然存在しませんでした。

就労を考えようとしても、地域若者サポートステーション、合宿型若者自立支援プログラム(若者自立塾の後継事業)、ジョブカフェといった、私のような若者を対象とした施設は、少なくとも公的なところではありませんでした。民間の支援にしても、少なくとも私の地元のあるNPOについて言うと、当時は私のような者は支援の対象外でした。そのNPOはその後、行政との連携のもとサービスを拡大させ、ひきこもりやニートの若者を受け入れるようになりました。

さらに今年度からは、子ども・若者育成支援推進法が施行されました。4月2日にはこの法に基づき、鳩山由紀夫首相を本部長とした子ども・若者育成支援推進本部の初会合が開かれています。今後も、新たな若者支援施策が取りまとめられることでしょう。

■ 環境の変化で恩恵

このような支援体制の整備については賛否両論あることでしょうが、少なくとも自立を望んでいるひきこもり、ニートの人には、概ね歓迎できる流れではないかと思います。

私自身、自立に向けて前進できたことは、こうした行政による支援と無関係ではありません。ただ、私は別に行政にひきこもり支援を充実させるよう働きかける努力をしたとか、そのようなことをした経験はありません。私とは直接関係ないところで、社会的な自立で困難を抱える若者たちを行政で支援しようという大きな流れが起き、その流れの中での環境の変化の恩恵を受けたに過ぎません。

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