ニート引きこもりJournal

(元)当事者のブログ。2005年より。

住宅のゾーニングと引きこもり

Posted by 富条 on   0  0

自室でご飯を食べる私


私はご飯を、自分の部屋で一人で食べることが多いです。

ふつうご飯は、台所やお茶の間で、家族一緒に食べるものだと思います(家族団らん)。
ですが、私はもともと一人でいることを好みます。
また、我が家の場合、家族が顔を合わせるとあまりいいことはありません。
こうして、自室で一人で静かに食べるのです。

ただ、台所には食事用の机と椅子が置いてあります。
家を買った頃から置いてあるので、もともとここで食事するよう設計されたのでしょう。
自室で食事をすると使い道がなくなってしまいます。

私はただの個食派ですが、引きこもりの人の中には、部屋から出られない人もいます。
そうした人は、自室で食べざるをえないだろうと思います。


ゾーニング


ところで、住居学では、私たちの家庭での生活行動は、住空間にグループ分けされると考えるそうです。
これを「ゾーニング」と呼び、建築分野でもこうした考え方があるようです。
下の図は、ゾーニングを示したものです。


図 生活行為と住空間のゾーニング(後藤・沖田 (2003), p.27)

私的空間には、就寝・休息、勉強・趣味、
公的空間には、食事・団らん、娯楽・接客、
家事空間には、掃除・アイロン、調理・洗濯、
生理的空間には、排泄、入浴、
などと、生活行為が、その機能によって空間にグループ分けされます。


部屋から出られないと……


私の場合、ふつう公的空間で行なわれる食事を、私的空間である就寝や勉強のための自室で行なっていることになります。
ですが、私にとって食事はプライベートなものですから、これはこれでもっとものような気もします。

ですが、部屋から出られない人の場合、どうでしょう。
こうした人は私的空間である部屋から出て行けないわけですから、公的空間や家事空間等での行為を私的空間で行なうことになったり、そもそもできなかったりするものと思われます。
このため、自室で一人で食事をするほかなかったり、調理・洗濯といった家事を手伝えなかったりするのではないかと思います。

実際のところ、居住空間は生活行為と結びついているため、部屋から出られないとやはり難儀だろうと思います。


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