科研費に採択された、今年度の引きこもり研究

科研費


引きこもりの研究はたくさんあります。
その中でも科研費に採択されたものは、早い段階から「KAKEN」というサイトに掲載されます。

↓ KAKENへのリンクです。KAKENは国立情報学研究所のサービスです。
◇ KAKEN で 「ひきこもり」と検索
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科研費は、文部科学省と、その外郭団体の独立行政法人日本学術振興会による研究助成費です。
科研費の交付を受けるには、申請を行なった上で、審査に通らなければなりません。

今年度から始まった科研費による研究は、今のところ6件掲載されています。
いずれも KAKEN へのリンクです。

◇ 思春期のひきこもり親和性群の心理社会的要因とSNS利用の関連
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◇ ひきこもりの若者を対象としたソーシャルワークにおける仮説モデル構築に関する研究
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◇ 2000年代以降のひきこもり経験にみる家族主義の変容
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◇ 訪問看護師が把握する高齢の親及び高齢ひきこもり者の実態と包括的支援モデルの構築
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.
◇ 社会的機能尺度を用いた地域に潜在するひきこもり等困難者の発見と支援の標準化
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◇ 社会的ひきこもりや暴力等の不適応行動に対する家族支援プログラムの普及と効果検証
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個人的に興味を引かれた研究


私は専門家ではないので、一つ一つの研究がどういう意味を持つかは分かりません。
どの研究課題も興味深く感じるのですが、次の2件には個人的に興味を引かれました。

訪問看護師が把握する高齢の親及び高齢ひきこもり者の実態と包括的支援モデルの構築


現在注目を集める、引きこもりの高年齢化問題に関わる研究です。

これは、2015年度から始まった「ひきこもり者の高齢の親が抱える問題の抽出と支援に関する質的研究」(科研費採択)を受けたものと思われます。
この2015年度からの研究については、引きこもり者の親へのインタビューが行なわれたとあって、研究報告書にはリアリティのある記述があります。

◇ ひきこもり者の高齢の親が抱える問題の抽出と支援に関する質的研究・2015年度報告書
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◇ ひきこもり者の高齢の親が抱える問題の抽出と支援に関する質的研究・2016年度報告書
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高齢者の支援のために自宅を訪問したところ、家に引きこもりの息子や娘がいたという話は、確かに聞くことがあります。
そうした例があったことをきっかけに、地域包括支援センターが引きこもり支援まで携わることになった、岩手県洋野町の例は知られています。


社会的機能尺度を用いた地域に潜在するひきこもり等困難者の発見と支援の標準化


これは、目良宣子氏が同様に研究代表者であった「ひきこもり評価・治療マニュアルの作成及び臨床評価尺度の開発」(科研費採択)を受けたものではないかと思います。

◇ ひきこもり評価・治療マニュアルの作成及び臨床評価尺度の開発・サマリー
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「社会的機能尺度」は、その時の研究成果でしょう。

↓ PDF。1.06MB。大阪大学非常勤講師の井出草平氏による、プレゼンテーション資料。
◇ 社会的機能とその尺度について SFS-AYとsSOFASの特徴
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◇ 構造化評価システム sSOFAS
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※ PDFを閲覧するには Adobe Reader が必要です。
こちら新しいウィンドウで開く)からダウンロードできます。

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