私の部屋は、建築基準法の「居室」

自室で引きこもりがちの生活は、変わらない毎日です。ですが、何気なく見ているいつもの光景も、よくよく観察したり視点を変えたりしてみれば、何かの新しい「発見」があるかもしれません。最近は、そうした些細な発見を探すのがマイブーム(古い言葉……)です。

例えば……

○ 平壌放送が自分の部屋のラジオでも聞ける
○ 自分はいつも東を向いて「ニート引きこもりJournal」を書いているが、東の先にはちょうど母校がある

本当に些細で、どうでもよさそうな発見です。

最近気になったのは、私がいる部屋と法律の関係です。私の部屋も建築基準法や同法施行令に則って作られたのでしょうが、関係する条文を知りたくなりました。

建築基準法より、自分の部屋と関係がありそうな条文を拾っていきます。

(用語の定義)
第二条 この法律において次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
(中略)
 居室 居住、執務、作業、集会、娯楽その他これらに類する目的のために継続的に使用する室をいう。
(後略)

私の部屋は、建築基準法上は「居室」に当たるようです。興味深いと思ったのは、居住の部屋も、仕事や集会、娯楽に使う部屋も、どれも建築基準法上は「居室」に当てはまることです。

「居室」には、後述のような基準があります。基準を満たしていない部屋は「納戸」「サービスルーム」(ともに、建築基準法の用語ではありません)などと呼ばれるそうです。

続けて、建築基準法の「居室」に関する規定を見ていきます。

(居室の採光及び換気)
第二十八条 住宅、学校、病院、診療所、寄宿舎、下宿その他これらに類する建築物で政令で定めるものの居室(居住のための居室、学校の教室、病院の病室その他これらに類するものとして政令で定めるものに限る。)には、採光のための窓その他の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対して、住宅にあつては七分の一以上、その他の建築物にあつては五分の一から十分の一までの間において政令で定める割合以上としなければならない。ただし、地階若しくは地下工作物内に設ける居室その他これらに類する居室又は温湿度調整を必要とする作業を行う作業室その他用途上やむを得ない居室については、この限りでない。
 居室には換気のための窓その他の開口部を設け、その換気に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対して、二十分の一以上としなければならない。ただし、政令で定める技術的基準に従つて換気設備を設けた場合においては、この限りでない。
(中略)
4 ふすま、障子その他随時開放することができるもので仕切られた二室は、前三項の規定の適用については、一室とみなす。

採光と換気の基準です。私の部屋には掃き出し窓があって、この基準は十分すぎるほど満たしています。

最後に、建築基準法施行令 を見ます。

(居室の天井の高さ)
第二十一条 居室の天井の高さは、二・一メートル以上でなければならない。
 前項の天井の高さは、室の床面から測り、一室で天井の高さの異なる部分がある場合においては、その平均の高さによるものとする。
(居室の床の高さ及び防湿方法)
第二十二条 最下階の居室の床が木造である場合における床の高さ及び防湿方法は、次の各号に定めるところによらなければならない。ただし、床下をコンクリート、たたきその他これらに類する材料で覆う場合及び当該最下階の居室の床の構造が、地面から発生する水蒸気によつて腐食しないものとして、国土交通大臣の認定を受けたものである場合においては、この限りでない。
 床の高さは、直下の地面からその床の上面まで四十五センチメートル以上とすること。
 外壁の床下部分には、壁の長さ五メートル以下ごとに、面積三百平方センチメートル以上の換気孔を設け、これにねずみの侵入を防ぐための設備をすること。

ちょっと驚いたのは、22条2項の「換気孔」と「ねずみの侵入を防ぐための設備」です。

↓ これのことです。株式会社再生工房ホームページへのリンク。
◇ 床下の換気 | 再生工房
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昔から木造住宅でよく見たこれは何なのだろうと思っていたのですが、恥ずかしながらこの歳にして謎が解けました。

私の部屋にもこれはあります。まさか、私の部屋の床下にねずみ対策がとられていたとは。もっとも、今時私の家の近辺でねずみが現れることはないだろうとは思います。

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