どの方角向いてますか?

黒板は西に


教室の黒板は西にある--

重松清さんの小説「進路は北へ」(『青い鳥』収録)の中の話です。

ネットで調べてみたところ、確かに同様の情報が何件もヒットしました。例えば、以下のリンクは新日本製薬の Facebook ページです。黒板が西にある理由まで説明してあります。なんでも、採光を考慮してのことだそうです。

↓ Facebook に登録していない方でもご覧になれます。
◇ 新日本製薬 - みんな「学校の教室は、黒板が西なら……
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古くは明治28年、文部省による「学校建築図説明及設計大要」の中に、次の定めがあります。「教室ノ形状ハ長方形トシ室ノ方向ハ南又ハ西南、東南トシ凡テ光線ヲ生徒ノ左側ヨリ探ルヲ要ス」(1-2ページ)

↓ 国立国会図書館ホームページへのリンクです。
◇ 国立国会図書館デジタルコレクション - 学校建築図説明及設計大要
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ただし、現在の「学校施設整備指針」や建築基準法、同法施行令には、そこまで細かい方角の定めはありません。私の近所の学校も、必ずしも黒板が西にあるとは限りません。

とすると、日本では授業中、全国の児童生徒の全てとは言わなくとも、多くが一斉に西に向いているのでしょうか。その様を想像すると、妙な話に思えてきます。

自室で東を向いて座ることが多い私、その先には……


私は自室で引きこもりがちの生活を送っていますが、自分はいつもどちらの方角を向いているだろうと、ふと考えたことがあります。冬場はこたつ机に座ることが多くなるのですが、そうすると、東を向くことが多くなります。この記事も東を向いて書いています。

その東の先にはいったい何があるだろうと Googleマップで調べます。すると、なんと私の母校(小学校~大学)の多くが、その方角に綺麗に集中していることが分かりました。私は母校に足を向けて「ニート引きこもりJournal」を書いていたのです。しかも、黒板は西にありますから、母校の児童生徒、学生の多くが一斉に、私がいる方角を向いて授業を受けていることになります。

なんでこんなことを考えたかというと、私は引きこもりがちで、いつも長時間同じ部屋にいると新たな発見がないからです。それでも、何か新たな気付きはないだろうかと細かいところまで考えたところ、部屋と方角の関係に思いを巡らせるに至ったのでした。私の部屋から見て東京はあっちだから話題の子パンダはあちらの方向にいるとか、北朝鮮は北西だから斜め後ろからミサイルが飛ぶとか、そんな些細なことに気付いて、新たな発見をした気になっています。

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