コンフォートゾーン、ラーニングゾーン、パニックゾーン

3つのゾーン


コンフォートゾーン、ラーニングゾーン、パニックゾーン。

こういう言葉を時々目にします。これは、ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネスのノエル・ティッシー(Noel M. Tichy)教授が提唱したとも言われます。今のところ一次情報は確認していません。

コンフォートゾーン、ラーニングゾーン、コンフォートゾーンの説明図

同心円状に、内側からコンフォートゾーン(快適空間)、ラーニングゾーン(学習空間)、パニックゾーン(混乱空間)という構成です。ラーニングゾーンは、ストレッチゾーンとも呼ばれます。

人が成長するためには、コンフォートゾーンから抜け出し、ラーニングゾーンに身を置くこととされます。これにはある程度のストレスや不安などが伴います。ですが、パニックゾーンにまで行き過ぎすると、成長は滞るとされます。

私たちとコンフォートゾーン?


引きこもりについては、どうでしょう。引きこもり状態がコンフォート(快適)かどうかはともかく、慣れた状態ではあるのではないかと思います。

では、引きこもりから抜け出し、働きに出ることがラーニングゾーンに身を置くことになるかというと、そうでもない場合が多いのではないかと思います。その人や働き方にもよるのですが、それはむしろ、パニックゾーンにまで行くことになるのではないかと思います。

引きこもりの人にとって、ラーニングゾーンとはどこなのでしょうか。引きこもりの居場所や地域若者サポートステーションといった支援施設に通うことなのでしょうか。ラーニングゾーンは、そうした脱引きこもりのための一歩を踏み出すことなのでしょうか。

ある程度動き出すエネルギーが貯まってきてから


ただ、このコンフォトゾーンモデル?には、コンフォートゾーンを脱するべきという価値判断が暗にあるのではないかと思います。深刻な引きこもり状態にある人に、この考え方を押し付けるのはやめた方がよいかもしれません。逆説的ですが、まずは安心して引きこもるようになれることが第一ではないかと思います。

ただ、ある程度動き出すエネルギーというか、そうしたものが蓄積された人には、使ってみてもよいかもしれません。私などは、未知の支援施設への通所を始めたり、未知の職場に働きに出たりするとき、非常にナーバスになりましたが、「これで自分をよい方向に変えられるかもしれない」と考え、自分を奮い立たせて、その通りになった経験があります。

根拠もない、思いつきでした。

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