家に長時間お客がとどまったとき

アイキャッチ画像。写真素材サイトPAKUTASOより。
私の部屋に、業者の方が入りました。

火災報知機の設置、家の壁紙の張替え、ちょっとした室内工事のために、業者の方が何時間とか、長い場合には朝から夕方までほぼ丸一日にわたって私の家にとどまったことが何度もあります(こうした理由以外でお客が家に来ることは、我が家では伝統的にありません)。このうち火災報知機については、2004年の消防法改正により寝室などに設置しなければならなくなったため、業者の方に私の部屋に入っていただくことになりました。

これには動揺しました。この時期の私はひきこもっていたり、短期で働きに出ていたりと状況が安定していない時期だったのではないかと思うのですが、長期ひきこもりを経験した私にとっては、自分の安全地帯に人が入ってくるといったところでした。自分の部屋に人が入る場合はもちろん、そうでない場合でも、我が家に人が来るというのは落ち着きません。

このような受け止め方はお客に失礼ですし、いい年して情けない話ではありますが、それにしても、この状況にどう対応しようか悩みました。働くなどして外に出ている時期であれば何も問題はないのですが、ひきこもっていた時期もありましたので。そんな時期に、お客と顔を合わせたくはありません。

雪国の冬を、長時間徒歩で外出


考えた末、私は業者の方が家に来ている間は、外に出ることにしました。私はひきこもっていた時期であっても時々外に出ることはあったので、外出にさほど抵抗はありませんでした。ただ、車で出かけることはこのとき事情によりできず、加えて公共交通機関もあまり発達していない地方に住んでいたため、結局、徒歩という手段で外に出ることにしました。

外出先はどこかというと、特にありませんでした。田舎で、しかもお金があまりないので、どこかで時間をつぶすことはなかなかできませんし、もともと家以外の何らかの場所に入るのも苦手意識が強いので、長時間ただ歩いて回ることが多かったです。

業者の方が連日見えた場合は、私も連日このように外出していました。ほぼ丸一日とどまることが連日続き、私も連日ほぼ丸一日外出したこともあります。困ったことに、こうしたお客が見えるのはなぜか1~2月の寒い時期に集中していました。雪国なので、雪が積もっていた日も何度もありました。ですが、どうしても業者の方と顔を合わせたくなくて、寒い中、長時間外を歩いて回っていました。

家族への配慮もありましたが、とにかく人と顔を合わせたくないという思いが、冬の外の寒さや雪の厄介さ、長時間の徒歩による疲労よりもはるかに勝り、こうした行動に走ったのでした。いわば、時間限定で路上にひきこもっていたようなものです。

スポンサーリンク

トラックバック

URL :

最近の記事
カテゴリー
カレンダー(月別)
10 ≪│2017/11│≫ 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
RSSフィード
本など
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
心と身体
149位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
11位
アクセスランキングを見る>>
リンク
このサイトについて

このサイトはリンクフリーです。張るのも剥がすのもご自由になさってください。相互リンクは現在募集しておりません。

携帯用アドレスを取得されたい方は、「こちら」をクリックしてください。

このブログのリンク先のご利用につきましては、ご自身の責任のもとでお願いします。なお、本等のリンクについては、Amazon.co.jpのアフィリエイトプログラムを導入しています。

なお、「富条」はハンドルネームです。本名は全く違う名前です。

メールは nhjournal77@yahoo.co.jp まで。