Hikikomorization(ヒキコモリゼーション)という英語

ひきこもりという日本語は、hikikomori として英語化しているようです。

2010年には、オックスフォード大学出版局の大型英語辞典 Oxford Dictionary of English に hikikomori が掲載されたとして、ニュースになりました。

ついでに言うと、つい先日の10月16日、オックスフォード大学出版局のウェブサイト Oxford Dictionaries のコーナー Word of the day で、この hikikomori が取り上げられました。さらに、Oxford Dictionaries は twitter アカウントを持っていて、今日の Word of the day は hikikomori であると twitter に投稿、31のリツイートと15のお気に入りという反響を得ました。

↓Oxford Dictionaries による hikikomori に関する twitter 投稿。
http://twitter.com/OxfordWords/status/258379281967751168
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もともと日本語だった言葉も英語化すると、我々には思わぬ派生語が生まれることがあるのかもしれません。今年、英語とマケドニア語で執筆されている国際的な学術雑誌 Journal of Special Education and Rehabilitation にひきこもりに関する論文が掲載されたのですが、その中で、 hikikomorization や hikikomorian という言葉が登場しています。

↓ Versita Publishing ウェブサイトへのリンクです。
A Case Study of a Chinese ‘Hikikomorian’ in Canada - Theorizing the Process of Hikikomorization
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hikikomorization とはひきこもりになること、hikikomorian とはひきこもりの人を指す言葉でしょうか。このうち hikikomorian は、静岡大学の荻野達史教授による2004年の論文に登場した言葉ですが、hikikomorization は、インターネットで調べた限り、この論文より以前には確認できない言葉です。いずれもまだ一般的ではない言葉ですが、日本語のひきこもりが hikikomori と英語化することにより、こうした派生語が使われるようになるのもそれほど不思議ではないような気もします。

それにしても、ヒキコモリアンとかヒキコモリゼーションとか、私のような英語に馴染みの薄い日本語圏の人間には、なかなか思いもよらない言葉です。

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