ニート引きこもりJournal

(元)当事者のブログ。2005年より。

「引きこもっていて、よかった」

Posted by 富条 on   0  0

大人のいじめ


神戸市の東須磨小学校で起こった教員いじめ事件……
教員間暴力のニュースに、ぞっとしています。
「大人の世界にもいじめがある」とは言いますが、あのように映像や画像で見ると、ショッキングです。

私などはつい、「自分は引きこもってよかった」などと考えてしまいました。
引きこもりを経験して、働く機会が減ったことにより、あのようにいじめを受ける機会が減ったと、つい考えてしまったのです。

実際、私は小学生から中学生の頃にかけて、いじめを受けていました。
そのため、「自分が大人になっても、きっといじめを受けて、ついにはいじめ殺されてしまうかもしれない」
子供の頃、そんな未来像を描いたりもしていたのです。
いじめ殺されるというのはやや極端な想像かもしれませんが、まともに働き続けていたら、いじめは受けていた可能性は少なくないと今でも思います。


大人になってからいじめを受けてはいないが……


もっとも、私は完全に引きこもっているわけではなく、少しではありますが働いた経験もあります。
その中で、人間関係面で不快な思いをしたことはありますが、いじめを受けたことはありません。
また、いじめを受けていた頃にも、引きこもりにはならずに、学校には休まず通っていました。

それなのに、引きこもっていじめを避けられてよかったというのは、私の過去の経験からは結びつきません。
それに、引きこもり生活だって、苦しいものなのです。
とはいえ、このような考えは私に根深く残っているようです。

※ 私が引きこもりになったのは、いじめ以外にも様々な原因があります。

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引きこもりの居場所を卒業した時

Posted by 富条 on   0  0

居場所は、何年も前に卒業


引きこもりの人を対象とした居場所に通っていたのは、もう何年も前のことです。

複数の居場所に通っていたのですが、いずれも「卒業」しました。
少しではありましたが、働き出すようになったからです。
居場所によっては、末期には欠席を続けていました。

そこで、もう辞め時だろうと自ら判断し、スタッフに退所を申し出たのでした。
退所は任意でしたので、スタッフに辞めるよう促されたとか、働き出したら居場所を出なければならないというルールがあったとか、そういうわけではありません。

居場所によっては定員があったので、引きこもりを脱しつつあった自分がいつまでも籍を置いていては、本当に居場所を必要とする人が新たに参加できなくなるという意識も、私にはありました。


居場所のその後を調べてみた


あの居場所が今ではどうなっているのか、何となく気になって、先日インターネットで調べてみました。

私が通っていた居場所の中には、既に姿を消しているものもありました。
別の居場所は、私がいた時よりも活動が活発に行われていました。
ある居場所では、確か参加者の年齢の上限が30歳か35歳ぐらいと設定されていたはずが、現在ではその制限が撤廃されていました。

プログラムの内容を見て、ああやはりこれは今の私が通うべき場所ではないと感じました。
居場所を必要としない生活を続けられているということでしょう。

今では居場所のスタッフも参加者も、だいぶ入れ替わっていることと思います。

居場所を退所後は、当時のスタッフとは何の連絡もとっていません。
また、当時私と同様に通っていた当事者の方とも連絡をとっていません。
ですが、たまに、かつての参加者のSNSアカウントをこっそり見ることがあります。
そういえば、私はこのブログの存在を、居場所に通所していた当時、一部の人に知らせていました。
当時の方で、今でもご覧になっている方はいらっしゃるでしょうか?

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斎藤環氏の中高年引きこもり記者会見

Posted by 富条 on   0  0

筑波大学の斎藤環教授が、中高年引きこもりについて記者会見を行いました。
日にちは7月29日、場所は公益財団法人フォーリン・プレスセンター(FPCJ)です。

その時の動画が公開されています。
再生数が少ないことから、あまり知られていないと思われるので、ここでご紹介してみます。

↓ その動画です。


※ YouTubeのページで見る
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1時間34分39秒もある長い動画です。
また、一度日本語で話したものを英語で同時通訳しているので、冗長な感もあります。
以下のリンクに公開されている配布資料(プレゼンテーション資料)に斎藤氏の話の概要が記載されているので、それを読めば手っ取り早いかもしれません。

↓ FPCJウェブサイトへのリンクです。記者会見での配布資料が公開されるなどしています。
◇ 動画報告:中高年「ひきこもり」の現状、課題、展望(斎藤環 筑波大学教授)
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なお、資料後半のOpen Dialogue(開かれた対話)については、記者会見では説明が省かれています。

また、記者会見動画の51分頃以降は質疑応答ですが、その内容は配布資料にはもちろん書かれてありません。
記者会見には、引きこもりにあまり詳しくないと思われる記者が、私には思いもがけない素朴な質問をする場面もあり、面白くはありました。

会見の中で興味深いと思ったのは、序盤の次の箇所です。
事実だとすれば、やはりメディアが「引きこもり」と報じた犯罪に関するニュースには、注意する必要がありそうです。

これまで「加害者がひきこもり」と報道された事件は、上記以外はすべて別の診断名で通院中、あるいは精神鑑定でひきこもりとは異なる診断が下されている


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