ニート引きこもりJournal

(元)当事者のブログ。2005年より。

どんな財布を持っているか

Posted by 富条 on   0  0

自分の財布はどう見られている


私だって、外で買い物はします。

精算の際には財布を出すわけですが、その財布について、人目を気にしたことがあります。

まず、私が使っている財布は古いです。
高校入学の際に親戚の方から頂いた物をいまだに使い続けています。

私は長期引きこもりを経験し、今なお引きこもりがちで収入が少ないので、財布を買い換えるお金が惜しいです。
それに、そもそも財布を使う頻度が少ないので、買い換える必要性が薄いのです。
ですが、たまに周りの成人男性の財布を見ると、もっと新しくて年齢相応な物を使っているようにも見え、今の財布でよいのだろうかと考えたことがあります。

ですが、私は頂いた物は大切に使いたいですし、まだ使える物を処分するのは勿体無いと考える性質なので、これはこれでよいと結構納得しています。


財布に使わないカードまで入れる


それ以上に気になったのは、財布に入れるカードです。
社会人の方はクレジットカードなど、カード類をよく持っているように私には思えました。
それだけに、財布には何らかのカードを入れておかなければ恥ずかしいのではないかという変な思い込みがありました。

ですが、信用がない私はクレジットカードなど持っていません。
また、経済活動等をあまり行っていなので、全般的にカード類は持ちません。
このため、見栄を張って、使えもしない古いカード類を財布に入れたりもしました(情けない……)。
端から見れば、なんかカードが入っているな程度としか見て取れない入れ方をしています。
現在は、そのようなことはしません。
そこまで人目を気にするのはどうかと思いますし、社会人でも、財布にカードを多く入れるかどうかは、その人のスタイルにもよると思うからです。

今のままの財布で、もっと自然にやります。

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職親

Posted by 富条 on   0  0

引きこもり支援で「職親(しょくおや)」という用語を目にすることがあります。
このブログではまだ扱ったことがなかったので、簡単にではありますが、私自身の勉強も兼ねて取り上げてみします。

職親とは


引きこもり支援でいう職親とは、引きこもり者に就労体験の機会を提供する事業所のことです。
自治体等が募集し、登録された事業所が、引きこもり者に就労体験の場を提供します。
協力した事業所に対しては、自治体等から協力金が支払われます。

平成18年度(2006年度)に、京都府が全国初の試みとしてこの事業を始めたとして話題になりました。
現在も、京都府や秋田県などが「職親事業」を銘打った事業を行なっているようで、インターネットで検索するとヒットします。

ただ、『激論!ひきこもり』(2001年出版)や『脱!ひきこもり』(2004年出版)には既に職親という言葉が登場していることから、それ以前からも、引きこもり支援で職親という考え方は存在したようです。
2000年には、これと同じような事業として、特定非営利活動法人 青少年自立援助センター(旧タメ塾)による「コミュニティ・アンクル・プロジェクト」が始まっています(現在も行なっているかどうかは未確認)。
この活動は、先ほどの『脱!ひきこもり』の中でも紹介されており、「職親(アンクル)」という記述もあります(97ページ)。


職親事業と銘打たない就労体験事業


ただ、職親と銘打たなくても、就労体験事業を行なう自治体等は他にもあるようです。
例えば、さが若者サポートステーションは協力事業主のことは「職親」と呼びながらも、就労体験事業については「ジョブトレーニング(ジョブトレ)」という名称も使います。
このあたりは、単に名称の問題なのかもしれません。


もともと引きこもり支援専門の用語ではなかった


「職親」は、もともと引きこもり支援専門の用語ではありませんでした。
日本大百科全書(ニッポニカ)』によると、古くは、東北地方の鉱山で、山子(坑夫)の親方をこう呼んだそうです。

それから、平成16年(2004年)まで児童福祉法に保護受託者という制度があり、これを職親と通称することがありました。
この場合、職親(保護受託者)とは「保護者のない児童又は保護者に監護させることが不適当であると認められる児童で学校教育法に定める義務教育を終了したものを自己の家庭に預かり、又は自己の下に通わせて、保護し、その性能に応じ、独立自活に必要な指導をすることを希望する者であつて、都道府県知事が適当と認めるもの」(旧児童福祉法第27条第1項第3号)のことでした。

また、知的障害者福祉法に基づく職親も以前からあります。
この場合の職親とは「知的障害者を自己の下に預かり、その更生に必要な指導訓練を行うことを希望する者であつて、市町村長が適当と認めるもの」(知的障害者福祉法第16条第3項)を言います。

こうした場面で使われてきた職親という言葉が、引きこもり支援でも流用されたのでしょう。

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「準同居」

Posted by 富条 on   0  0

「同居」「準同居」「近居」「別居」


引きこもりの人の中には、同じ家に住みながら、親とはほとんど顔を合わせない人もいるようです。

親と子の住み方というと、私たちはよく、同居か別居かという話をします。
ですが、専門的にはもう少し詳しく分けて、「同居」「準同居」「近居」「別居」という言い方をすることもあるそうです。

それぞれの定義は様々ですが、私が持つ住居学の教科書には次のように書かれてあります。

同居:親世帯と子世帯が同じ住宅に住むこと
準同居:同一家屋や同一敷地内に住むこと
近居:いわゆる「スープの冷めない距離」程度の近隣地域内に住むこと
別居:独立して生活を営むこと


「準同居」の引きこもりの存在?


この分類の場合、同じ家に住みながら親と顔を合わせない引きこもりの人の場合、もはや「同居」と言えるかどうか分からなくなりそうです。
「同居」と「準同居」の中間か、「準同居」になってしまいそうにも思えます。
なお、先ほどの教科書によると、準同居には2世帯住宅などが該当するそうです。

準同居には、「親世帯と子世帯が近くに住みながら、それぞれのライフスタイルは守っていけるという利点がある」(168ページ)と、先の教科書に書かれています。
もし今回のような引きこもりと親の住み方が準同居に当てはまるとすれば、「それぞれのライフスタイルは守っていけるという利点」という記述は、何とも言えません。

引きこもりというと、時々、親との別居をすすめる人がいます。
ですが、たとえ同じ家屋に住んでいても、顔を合わせないレベルだと、その生活自体が、別居にやや近い準同居とも考えられる場合もありそうです。
もちろん、そうした方は、物理的な距離だけでなく、生計も分けなければ意味がないと言わんとしているのだろうと思います。
そこまでいって、「別居」です。


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