ニート引きこもりJournal

(元)当事者のブログ。2005年より。

メンタルヘルス・ファーストエイド(MHFA)

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こんなニュースを見つけました。

↓ 大学ジャーナルオンラインへのリンクです。
◇ 九州大学など、ひきこもり者の家族向け支援プログラム開発 | 大学ジャーナルオンライン
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↓ 九州大学ウェブサイトへのリンクです。
◇ ひきこもり者の家族向け教育支援プログラムの開発~ひきこもりの長期化打開に一歩前進~ | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)
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CRAFT という、引きこもり者の家族支援プログラムは以前からありました。
認知行動療法の応用で、家族を支援することを通じて、家族自身の負担の低減、家族関係の改善、引きこもり本人の相談機関の利用促進を図るものです。

↓ 本も出ています。『CRAFT ひきこもりの家族支援ワークブック―若者がやる気になるために家族ができること


今回開発された家族支援プログラムは、それにメンタルヘルス・ファーストエイド(MHFA)という支援法を組み合わせたもののようです。
このMHFAとは、「こころの応急措置」「こころの応急対応」などと呼ばれるもので、専門家による支援の前に提供される初期支援だそうです。
オーストラリアの Betty Kitchener (ベティー・キッチナー) 氏と Anthony Jorm (アンソニー・ジョーム) 氏により開発されたのですが、同国では、一般市民が受講可能な12時間のMHFAプログラムが普及しているそうです。

今回開発されたプログラムをどう普及させるかは、今後の一つの課題でしょう。
従来のCRAFTプログラムが、あまり普及していないようですので。



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